2011年08月22日

交響曲第4番

ベートーヴェンの交響曲第4番変ロ長調 作品60は、1807年までに完成された交響曲である。シューマンが「2人の北欧神話の巨人(3番と5番のこと)の間にはさまれたギリシアの乙女」博多アロマエステ求人・博多アロマエステバイトと例えたと伝えられている。

初演

1807年3月、ロブコヴィツ邸にて

曲の構成

第1楽章 Adagio 変ロ長調(実質は変ロ短調)4/4拍子 - Allegro vivace 変ロ長調 2/2拍子

ソナタ形式(提示部反復指定あり)。博多ラウンジ求人・博多ラウンジバイト暗い雰囲気の序奏から盛り上がり、主部に入ると一転して軽快な音楽が続く。注意して聞いてみると、開始部の序奏の音形進行は、第5番の開始の音形進行と同じなのが聞き取れる。また、第2主題提示前から頻繁に提示されるシンコペーションが効果的に使われており、このモチーフを使って提示部反復用に書かれた14小節はベートーヴェンの交響曲中最長である。また、2拍子の特長を生かし、全音符や2分音符が比較的多いことも特筆される。

第2楽章 Adagio 変ホ長調 3/4拍子

展開部を欠くソナタ形式。クラリネットによる息の長い旋律が特徴的。第2主題もクラリネットによりどこかもの悲しく提示される。これが第1主題の動機に打ち消されて再現部に入る。再現部は型どおりにはならず、展開部がないのを補った劇的なものになっている。

第3楽章 Allegro vivace、トリオ(中間部)はUn poco meno Allegro 変ロ長調 3/4拍子

複合三部形式。スケルツォであるが、楽譜にはスケルツォと明示されていない。天神ソープ求人・天神ソープバイト全体は複合三部形式ではあるが、そのあとでトリオ全体と縮小された主部が繰り返されている。

第4楽章 Allegro ma non troppo 変ロ長調 2/4拍子

ソナタ形式(提示部反復指定あり)。16部音符の速い旋律が全曲を駆け回る。ファゴットによる主題の再現は難所。

演奏時間

約34分
【交響曲の最新記事】
posted by RN at 13:51| Comment(0) | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

交響曲第3番

ベートーヴェンの交響曲第3番変ホ長調『英雄』作品55(原題:Sinfonia eroica, composta per festeggiare il sovvenire d'un grand'uomo(伊) 英雄交響曲、ある偉大なる人の思い出に捧ぐ)は、ベートーヴェンが作曲した3番目の交響曲である。大分風俗求人・福岡風俗バイト1804年に完成された。「英雄」のほか、イタリア語の原題に由来する「エロイカ」の名で呼ばれることも多い。ベートーヴェンの最も重要な作品のひとつ。

概要

フランス革命後の世界情勢の中、ベートーヴェンのナポレオン・ボナパルトへの共感から、ナポレオンを讃える曲として作曲された。しかし、完成後まもなくナポレオンが皇帝に即位し、その知らせに激怒したベートーヴェンはナポレオンへの献辞の書かれた表紙を破り捨てた、という逸話がよく知られている。

この曲は、ハイドンやモーツァルトなどの古典派の交響曲や、自身の交響曲第1番・第2番からの飛躍が著しい。演奏時間50分という曲の長大さや、葬送行進曲やスケルツォといったそれまでの交響曲の常識からすると異質にも思えるジャンルとの本格的な融合、マーラーを先取りする「自由に歌うホルン」を取り入れたオーケストレーション、さらに英雄的で雄大な曲想などの点において革新的である。

この曲の「標題」のように用いられているエロイカ(eroica)は、男性単数名詞を形容するeroicoという形容詞が女性単数名詞であるsinfonia(交響曲)を修飾するために語尾変化したものである。sinfonia eroica を直訳すると、「英雄的な交響曲」となる。
作曲の経緯

作曲者の「無給の秘書」シンドラーが書いた伝記によると、当時、ウィーン駐在のフランス公使だったベルナドット将軍(後のスウェーデン国王カール14世ヨハン)の勧めにより、作曲を始めたものとされていたが、宮崎風俗求人・福岡風俗バイトこのエピソードはシントラーの創作であるとする説が有力視されており、作曲者がこの交響曲の作曲に着手したきっかけはよくわかっていない。

なお、ナポレオンが皇帝に即位したという知らせを聞いたベートーヴェンが「彼もまた俗物であったか」と激怒し、献呈辞が書いてある表紙を破り取ったという、弟子・フェルディナント・リースの回想に基づく有名なエピソードが伝えられている。しかし実際は、ウィーン楽友協会に現存する浄書総譜には表紙を破り取った形跡はなく、表紙に書かれた「ボナパルト」という題名とナポレオンへの献呈辞をペンでかき消した上に、「シンフォニア・エロイカ」と改題され「ある英雄の思い出のために」と書き加えられている。

ナポレオンへの献呈は取り止めになり、最終的な献呈先はロブコヴィツ侯爵に落ち着いた。この書き足された「ある英雄」が誰であるのかに関しては昔からいろいろ推測されてきたが、ごく最近『この「ある英雄」は、非公開の初演に立会い、1806年7月9日にイェーナ会戦で戦死したルイ・フェルディナント(フリードリヒ大王の甥で、音楽的才能もあった)ではないか』という説も出てきている。

またそれゆえに、ベートーヴェンが皇帝に即位したナポレオンに激怒したという件についても、事実であるかどうか疑いが持たれている。博多ラウンジ求人・博多ラウンジバイトベートーヴェンは終始ナポレオンを尊敬しており、第2楽章が英雄の死と葬送をテーマにしているため、これではナポレオンに対して失礼であるとして、あえて曲名を変更し、献呈を取り止めたという説もある。
演奏の歴史
初演

* 1804年12月、ロブコヴィツ邸にて(非公開)
* 1805年4月7日、オーストリア・ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて(公開)

日本初演

* 1909年(明治42年)11月28日、東京・上野の奏楽堂にてA.ユンケル指揮、東京音楽学校管弦楽団(第1楽章のみ)
* 1920年(大正9年)12月4日、東京・上野の奏楽堂にてG.クローン指揮、東京音楽学校管弦楽団(全曲)

作曲当時のオーケストラの一般的な編成ではホルンは2本または4本であるが、この曲はホルン3本という変則的な編成を採用している。第3楽章・トリオではこの3本による演奏が行われる。
演奏時間

約52分(第一楽章と第三楽章・第四楽章の繰り返しを含める)。
曲の構成

第1楽章の巨大な展開部と第二展開部に匹敵するコーダ。第2楽章には歌曲風の楽章の代わりに葬送行進曲、第3楽章にはメヌエットの代わりにスケルツォ(ただし、これは第1番と第2番でも既に試みられている。)、そして終楽章にはロンド風のフィナーレの代わりに変奏曲が配置される。

* 第1楽章 Allegro con brio 変ホ長調 3/4拍子

ソナタ形式 (提示部反復指定あり)。交響曲1番および2番にあったゆっくりした序奏を欠いている。但し、主部の冒頭に(修飾がつくこともあるが)2回和音が響き、3 度目からメロディーが流れていく、というリズムパターンは第1番から第4番まで共通しているのでは、と指摘している学者もある。
412小節から第一ホルンがEs菅からF菅への持ちかえで主題を演奏させている事もこの曲の特徴のひとつでもあるが、鹿児島風俗求人・福岡風俗バイトそのため前後に(前41小節、後89小節)長い休符があることから、管の差し替えに要する時間を確保しているのではないかと思われる。
ベートーヴェン自身のそれ以前の作品と比較しても、格段に大規模であり、特に、コーダの部分が第2の展開部といえるほど充実していることが特徴的とされる。なお、かつては汎用スコアでの、コーダの655小節からの主題をトランペットが最後まで(662小節まで)吹き通す様にしたハンス・フォン・ビューローによる改変を採用する指揮者が多かった。20世紀終盤からは本来のオリジナルの形での演奏も増えている。
このコーダの主題については、オリジナルではトランペットが657小節3拍目から主題を外れ、低い変ロ音を奏する。当時のトランペットでは、主題を通して演奏出来なかったためと言われているが、実際には当時使用していたトランペットの自然倍音列でも658小節の高い変ロ音までは655小節開始時のスタイルのまま2本のトランペットが1オクターヴ差で主題を演奏することは可能であるし、659小節から662小節にかけても1番トランペットの高音域でなら倍音系列音が多いことから唇のピッチ調整で主題を演奏することは不可能ではない(659小節3拍目で演奏される、記譜上の高い「ファ」(実音は変イ) は厳密には倍音系列音ではないが、この曲の第2楽章をはじめよく使われる音である)。このため、ベートーヴェンはトランペットの「沈黙」によって何らかの意志を示そうとしたという考え方も存在しており、第2楽章が「葬送行進曲」となっていることとの関連を指摘する者もいる[5]。ちなみに、ベーレンライター版では、ブライトコプフ旧全集では八分音符の刻みだった658小節の低い変ロ音が、浄書スコアを基に付点二分音符に替わっており、658小節までは1オクターヴ下げて主題を吹くことになる。このため、657小節から658小節にかけての高い変ロ音を避けたのはトランペットの高音の甲高い音色を避けるためだったのではないか、という見解もある。なお、440小節から443小節の主題演奏においても、トランペットは442小節においてメロディーラインを崩されており、同様に高い変ロ音は避けられている。ベートーヴェンの交響曲作品においてこの高い変ロ音が使われるのはただ一回、第6番「田園」の4楽章の雷雨の場面85小節のみである。

* 第2楽章 Marcia funebre: Adagio assai ハ短調 2/4拍子

葬送行進曲。小ロンド形式。第1中間部の冒頭にMaggiore(長調の意。ここでハ長調に転調する)、第2主部の冒頭にMinore(短調。ハ短調に戻る)と記されている。

* 第3楽章 Scherzo:Allegro vivace 変ホ長調 3/4拍子

複合三部形式。トリオ(中間部)に、ホルン三重奏が見られる。特に2番ホルンはストップ奏法を多用する当時としては難易度の高いものとなっているが、緊張感のある音となるのでトリオのコーダでは大きな効果を得られる。ベートーヴェンが当時のホルンの特色を熟知していた一例であるが、音色が均質な現代のバルブホルンでは逆にそういった効果は得にくい。

* 第4楽章 Finale:Allegro molto 変ホ長調 2/4拍子 

自由な変奏曲の形式。主題と10の変奏による。ただし、第IV、第VII変奏については、ソナタ形式における展開部の様相を示すため、変奏に入れず、変奏と変奏の間の間奏のような形でとらえることもある。福岡風俗求人・福岡風俗バイト第X変奏も、コーダの様相を示すため、変奏に入れないことがある。なお、第4楽章の主題は、バレエ音楽『プロメテウスの創造物』の終曲のものと同じであるばかりでなく、ベートーヴェンの他の作品(代表作は「ピアノのための創作主題による変奏曲(通称:エロイカ変奏曲)」)でも使われているが、この曲以降ベートーヴェンはこの主題を入れた曲を書いていない。
なお、第1楽章で避けられたトランペットの高い変ロ音は、316小節においてこの楽章でも注意深く避けられている。381小節からは当時としては珍しく1番ホルンが協奏曲ばりに半音階を含む主題を朗々と奏でる。

前後の作品

* 作品番号
o Op54ピアノソナタ第22番 - Op55交響曲第3番 - Op56ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲
* 交響曲
o 交響曲第2番 - 交響曲第3番 - 交響曲第4番

楽譜

ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社によって旧ベートーヴェン全集が1860年代に出版されて以来、他のベートーヴェン作品同様旧全集やその改訂版が演奏されて来たが、博多風俗求人・博多風俗バイト研究が進むにつれてベートーヴェンが関わった原稿や初版譜の点検が行われ旧全集の譜面との差異が明らかになり、新たな楽譜を作ろうとする動きが出て来た。

* ベートーヴェンの生前出版された『英雄』の楽譜はパート譜が最初で、それを元にロンドンとボンの出版社からスコアが出版された。そのため両版には食い違いがみられる。自筆スコアは失われているが、ベートーヴェンの立会った演奏で実際に用いられた筆写スコアとパート譜が残っている。

ベートーヴェン作品の新しい全集を企画したボンのベートーヴェン研究所はバティア・チャーギン(Bathia Churgin)の校訂で第3、4番をヘンレ社から刊行すると発表した。チャーギンは筆写スコアに残るベートーヴェンが訂正した箇所が「ほぼ全ページに有る」と言い、写譜師の不注意によって逆にベートーヴェンの意図を確認出来る事に感謝せねば、とさえ書いている。
そうした新発見が多数反映される予定だった新全集は1996年に出版に目処がついたという報が流れた。ヘンレ社は出版準備中を告知、第4番以降も印刷作業に入り資料評価の経緯を記した校訂報告の作成が難航…という関係者の非常に現実的な証言も有ったが、10年以上を経た2008年の時点で出版予定は立っておらず、新全集の他の巻は刊行が進んでいるのに『英雄』以降の交響曲の巻は刊行が止まっている。

* ベートーヴェン研究所の資金難と版刻師の人手不足が主な原因といわれる。交響曲の他の巻も、新資料の発見による校訂のやり直しなど様々な問題を抱えている。

その後『英雄』の原典版は2種類刊行された。ベーレンライター社から、実演・録音で賛否両論を捲き起こした『第九』同様ジョナサン・デルマー校訂の原典版が刊行されている。この版は出版前にジョン・エリオット・ガーディナーなどの指揮者が試験的に採用しており、新発見が反映されただけでなく演奏上の問題を考慮した楽譜という点でも画期的なものである。旧全集の出版社・ブライトコプフ社もドイツ東西統合直前にペータース社の原典版を準備していたペーター・ハウシルトの校訂で新版を出した。現在まで残る手稿、初版のパート譜/スコアなどあらゆる資料を参照して作成された批判校訂版となった。
なお『英雄』旧全集版は当時ドレスデンの宮廷楽長でチェリスト、作曲家、指揮者として活躍していたユリウス・リーツが校訂したもの。旧全集では他に『田園』がリーツの校訂である。
楽曲が用いられた作品

* テレビアニメ『ルパン三世』(第2シリーズ、日本テレビ)第89話『ドロボウ交響曲を鳴らせ』
* テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマンF』、敵役であるエゴボスラー伯爵のサブテーマ曲になっており、劇中でしばしば本曲を聞き惚れるシーンがある。
* 映画『スパイ・ゾルゲ』作品最後、天神デリヘル求人・天神デリヘルバイトドイツ再統一のニュースが流れる1990年のシーンに第4楽章が使用された。
* 映画『路上のソリスト』ではナサニエル・エアーズ役のジェイミー・フォックスがナサニエルの少年期〜ジュリアード学院在籍時の練習曲として、第一楽章をチェロで弾くシーンが何回か登場する。
* 「銀河英雄伝説」の「我が征くは星の大海」において、ヤンが歴史ビデオを見るシーンはナポレオン時代のものであり、その時のBGMがこれである。また本編OVAにも複数回使用されている。第2話、第37話、第38話など。
posted by RN at 17:09| Comment(0) | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

交響曲第2番

ベートーヴェンの交響曲第2番ニ長調は、1802年に完成された交響曲である。作品番号は36。1803年4月5日、オーストリアウィーン近郊アン・デア・ウィーン劇場にて、ピアノ協奏曲第3番等とともに初演された。なお、後に自身の手によって、ピアノ三重奏用に編曲された(1805年刊行、4楽章構成のピアノ三重奏曲ニ長調)。佐賀風俗求人・佐賀風俗バイトこれは、当時の庶民がオーケストラを聴くには高価すぎたため、このような曲を手軽に家庭で楽しめるようにする必要があったためだと思われる。

曲の構成

随所に、後の交響曲第9番を思わせるパッセージが登場する。

* 第1楽章 Adagio molto ニ長調 3/4拍子 - Allegro con brio ニ長調 4/4拍子

ソナタ形式(提示部反復指定あり)。序奏部の中ほどにニ短調の主和音がアルペッジョで下降するパッセージが見られ、第九交響曲を予感する。主部は力強い第一主題とおとなしい第二主題。展開部は長く2部に分かれ、更にコーダも長く第二展開部の役割も果たす。

* 第2楽章 Larghetto イ長調 3/8拍子

ソナタ形式。旋律の美しさによって有名で、後に何者かによって歌詞が付けられて歌曲になったこともある。かなり長い楽章。

* 第3楽章 Scherzo:Allegro ニ長調 3/4拍子

複合三部形式。ベートーヴェンが交響曲に初めてスケルツォの名称を用いた。トリオの旋律が、第九交響曲のスケルツォのトリオに酷似している短い楽章。

* 第4楽章 Allegro molto ニ長調 2/2拍子

ロンド・ソナタ形式。何者かに問いかけるようなユニークな動機で開始され、その動機が楽章全体を支配している。長崎ソープ求人・長崎ソープバイト田園的な経過句の後、木管に第二主題が現れる。コーダは全体の3分の1を占める長大なものとなっている。同第6番や8番・9番と同じく提示部の繰り返し記号がない。

演奏時間

約34分(第1楽章の繰り返しを含み、スケルツォは対称形にしない)。
posted by RN at 16:28| Comment(0) | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。